起業家のマスメディア情報の活用方法～Part9～ネット上の情報はメディアの情報を更に個人が編集したもの
こんにちは、西田光弘です。
このビデオでは、僕ら起業家、経営者が、メディアのニュースをどうやって活用していったらいいの、というお話をしていっていまして。
今まで、テレビのニュース、それから新聞という風に来て、雑誌などのお話もしてきたのですけれども、これはやはりインターネット、コンピューターの中も、同じことが起こっています。
そしてこの同じことが、もっともっと、もっともっと早いスピードで起こっています。
例えば、これはグーグルが、もう数年前になりますけれども、ホームページの表示の、上位表示というのがありますけれども、この上位表示の中に、これはフェイスブックの影響もあるのですけれども、表示のスピードということを検索順位の中のアルゴリズムに加えた、ということがありました。
加えた、ということは、逆に言えば以前はそうではなかったのです。
今もコンテンツの重要さとかもあるのですけれども、スピードが大事だ、という要素が加わったということは、人はいかにスピードを重要視しているか。
要するに新しさ、そして要するに変化を求めているから、ということです。
すると、フェイスブックのニュース、ニュースというのは書かれている、人々が言っている言葉、それからブログとかに書かれている投稿、そしてその横にある記事、これは全部新しさ、スピードを要求されて書かれています。
では今度は、先ほど言ったようなマスのメディアの編集ではなくて、ということになるのです。
様々な、小さな小さなブログという媒体運営者が、その人のその頭の中に持っている価値観によって編集された情報が、とにかくスピードを出さないとクリックしてもらえない、表示されないということで、どんどんその人の頭の中で再編集された情報が、とにかく発信され続けられる訳です。
そうすると、では、この発信する人の頭の中は何かと言ったら、さっき言った、もともとの、もう一段上のマスのメディアで決定づけられた情報によって編集された情報が出て来ているのだ、ということなのです。
そうすると、そういうものに反応していると、僕らの頭はどんどんバカになってしまうということなのです。
是非、今見ているそのメディア、特にパソコン上の情報って、どのくらいのスピードで自分がクリックしているのか、読んでいるのか、ちょっともう一人の自分で観察してみることをお勧めします。
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