1人型経営でもっとお金を残す11の戦略と3つのステップ

西田式倍速錬金術をあなたのビジネスに適用すると2・4・8・16・32倍速で銀行残高が増えていく、しかも無理な売上や労働時間を増やすことなく、、、。

お金の管理の仕方が問題ではない~風下マインドによる「風下経営」になっていませんか?

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ここまで6回までの間に僕の方から、ビジネスにおいてのお金のお困り事なんか教えてくださいと、無記名でお願いをしましたら、結構な方が答えてくれまして、無記名というのもあって赤裸々に数字のことも書いていただいて、今のお困り事も書いていただいています。

今日はそこからお話をしていきたいんですけども、なんでこんなお話をするかというと、多くの方がたぶん同じように、このみなさんと同じようなことに悩んでいて、それさえ解決できれば、お金が残りづらいというこの現状から脱出できるというふうに考えているんじゃないかと思うんです。

例えば、やっぱりどんぶり勘定ですね。

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会社のお金と自分のお金とがなんかごっちゃになっている、というのとか、それから経費の使い方があんまり上手くないとか、これは売上に関わることだと思うんですけども、受注が安定しない、というふうなことが書かれているんです。

書かれている感じとしては、いろいろとご自分なりに勉強しているんだけど、なかなか上手くいかない、ということを言われています。

これは、一言で言えばお金の管理がなかなか上手くならない、というふうに言っているんです。

実は、じゃぁ、お金の管理が上手くいったら、上手になってお金が残るかというと、そうではないんです。

ビジネスというのは上手くいけばもちろんステージが上がります。

ステージが上がると、例えば1人ビジネスの状態から、1人ビジネスをやめてスタッフさんを雇っていくということがあるかもしれません。

お店を出していくかもしれません。

それから、レバレッジという意味で、広告を出したりしてもっともっといろんな世に広めていって、グワーッとお客さんが来るかもしれないんです。

そうすると、ビジネスはステージが変わるんです。

と、お金の流れも変わるので、またお金の管理の仕方がステージが変わっちゃうんです。

じゃぁ、またお金の管理がそのステージから見たら下手なんです。

すると、またお金が残りづらいと。

実は、この繰り返しでお金の残高が良くなっリ、悪くなったりとしてしまうんです。

なので、実は、お金の管理の仕方が問題ではなかったんです。

何が問題か、そして何が課題かというと、これは僕が本当にたくさんのお客さんの現場に行って、決算書、B/S、P/L、というのを眺めてここだなと思うところがある時に言語化されたんです。

いつもクライアントさんとお話するのは、お客さんにはいろんな言葉を使って伝えるんですけども、見ている事はたったひとつです。

それは、風下マインドによる「風下経営」になっているんです。

ビジネスというのは、例えば仕入先とか外注先という方との関係によって成り立っているし、お客さんとの関係で成り立っているし、それから、従業員さん、スタッフさん、アルバイトさんとの関係で成り立っているとか、とにかく全てが関係で成り立っているんです。

すると、決算書に書いてある数字というのは、全部その関係の風上なのか風下なのかという現れに過ぎないんです。

じゃぁ、それは何かといったら、例えば決算書で項目ごとに見て、20個ぐらいあるとしましょう。

この20個の項目の中で風下項目が多ければ多いほど、お金が残りづらいよね、ということなんです。

これは、それなりに売上があって、それなりに粗利もあって、それなりにお金を残している人でも起きていることなんです。

なので、程度の差こそあれ、それから風下項目がたくさんあるか少し残っているかの差はあれ、たいていは風下項目がお金を残りづらくしているんです。

そして、こんなことはたぶん誰も言ってくれないんです。

「あなたの決算書は風下だらけだよ」というふうには言ってくれないので、「お金がなんか残らないな」っていって3年も5年も経ってしまう。

そして、なんとなくそういう事には気づいているんです。

みんな経営者はだいたい気づいているんです。

でも、先程もお話したように、これはお金を通したその向こうにいる人との関係なので、その経営者ひとりではなかなかその関係を変えていけない、ここが最大の問題なんです。

じゃぁ、「気づきました、気合で風上に立つようにしよう」と言っても、それが出来れば苦労しないということなんですけども、そこは、僕がたくさんの方のP/Lを見て、そしてお話をして、時にはクライアントのところに行って、ホワイトボードを使って理論的なレクチャーをして、そしてお客さんとの関係性も聞いて、外注先との関係も聞いて、それから従業員さんとの関係も聞いて、その中の風下の改め方というのを論理的にステップをお伝えしていくんです。

そうすると、これは今まで取り組んでなかったということなので、取り組めばほとんど百発百中です。

6カ月くらいかかって、時間はかかるんですけども、ほとんどの場合、風下項目が減っていきます。

もちろん全部はなかなかいかないんですけども、風下項目が減れば減るほどお金は残りやすくなるので、会社によっては数百万、場合によっては、組織型でやっていれば数千万くらいのお金が、まるで錬金術のようにビジネスの中から生まれてくるんです。

そうすると、その期間、最大でいっても1年間くらいの間で売上をすごい頑張って上げなくても、忙しく忙しく頑張ってしなくてもそこからお金が生まれていってしまう。

で、これが最大に大事なんですけども、風下状態だった関係から風上状態になった関係の項目というのは、来年も再来年も、それからビジネスのステージが上がっても、この風上のポジショニングを取るという考え方は、もう変わらないので、どのくらいステージが上がっていってもお金が残りやすい体質になっていくということなんです。

この風下項目を減らしていくというだけで、今の売上をそんなに上げなくても、そして、そんなにバタバタと忙しくしなくても、今の何倍も利益は残っていきます。

僕の方からの全7回はここまでで終わりになります。

この全7回を聞いてみて、考えてみて、「よーし、それじゃ、そういうふうに取り組んでみたいな」と思うことがあれば、僕の方から、またそのことに真剣に取り組む方のためのご案内をしていきますので、楽しみにお待ちください。

半年取り組むと本当に体がスタイリッシュになっていきますので、楽しみにしていただければと思います。

ここまで全7回、見て、聞いて、そして一緒に考えてくれてありがとうございます。

今後は、楽しみにしている方とはまたお会いできると思いますので、次回、お会いしましょう。

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