もっと経営者の経営に近いところで役立ちたいと漏らす専門家の心情
「もっと経営者の経営に近いところで役立ちたい」
って漏らしていました。
先日、コンサルさんのクライアントの夢・目標をあつかうセッションをしました。
※「目標とは計画的に現実に対立すること」
= 夢・目標を設定した瞬間に必然的にそこに
僕は、裾野と頂上と呼んでいますが、その「差」「差分」が生まれてしまいます。
クライアントの社長が掲げる「夢・目標」
の実現のために必要なリソースと
今不足していることをキャッチボールしながらヒアリングました。
そのコンサルさんは社長の「差分」について
あっという間に8つの分野の課題を取り上げました。
今足りていない、目標に向かって
埋めないといけない「差分」ですね。
あっという間にです。
15分くらいですね。
「その差分に社長は気づいているか?」
→ 「NO」
「その差分に気づかせてあげられたら・・・?」
→「びっくりする、喜ばれる、いまの戦略が変わる」
※僕がするのは、いつだって、「検算」だけです。
1+2=3、と小学生に教えました。計算しました。
必ず検算しますね、検算の考え方を教えますね?
「じゃぁ3-2をやってみようか・・・」「1!」
じゃぁ、この答えはあっているのかな!
これを計算毎に繰り返しますね。
僕がやるのは、一緒。
「じゃぁ、その差分を埋める何らかの
リソースとかあれば夢/目標は達成しそうですか?
(大事なのはするかどうか、ではなく「~そう」)」
たいていは・・・
「・・・いや、行きません」
これを繰り返すと、
1個目、、2個目、、どんどん出てきます。
この差分がMission
頂上がVision
その頂上で実現する固有の自分がIdentity
(IVM手法と呼んでいる西田式です。文末詳細)
です。
上記の会話は、15分位ですね。
よかったら、なんとなく、あえて、かしこまった場では無く
する~~~、っとゆる~~~~と
使ってみてください聞いてみてください。
「もっと経営者の経営に近いところで役立ちたい」
→ 役に立ちたい、と願うのでは無く、
現に役に立ってしまうんです。
なんども、なんども。
そして、その経営者の、
「経営」に関する自問・問答・熟慮したいときに
あなたが、その社長の、事業主の、経営者の、
頭の中の行列の一番前にいる。
これはほんの、鼻の差で、いいんです。
その社長が、事業主が、経営者が、
最初に、
あなたにメールしたくなり、
あなたに電話したくなる、
あなたにアポを取ってでも
話を聞いてもらいたくなる。
それは
才能でも、長期の経営経験でも、
経営の量でも、MBAの学習でも、売上でも、
ありません。
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◆IVM手法について 解説・・・
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これは
僕が派遣会社を経営しているときに自然発生的に生まれた
IVM(identity,vision,mission+selfimage)と呼んでいる、
ヒアリング手法?です。
会社のIVM・社員のIVM・顧客のIVMという3つのIVMを
摺り合わせるために生まれました。
identitiyはIDカードの元になる言葉で、セルフイメージとは違う
「イメージ」とか宣言するものではなく、
「アイデンティファイ」 個を特定する何かです。
昔、僕が書いた商賣のエキスの小冊子があるのですが
その中で書いた、
「何になるかでは無い、何者になるかだ」という話につながります。
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対して、
セルフイメージはそこに向かうために自分が乗る
「イメージ」という乗り物です。
乗り物なので、外からも見えますし、
それが外から見てのこの特定になります。
identityは裸、
セルフイメージは化粧や着飾り、な
イメージが近いかも知れません。
着飾って着飾って、
いつか、裸でも「自分」だといえる、自分にたどり着く。
その差分を埋める道のりが、missionです。
その差分を埋めることによって、
ありたい自分=identity に到達する。
その時に、見渡すと見える景色・情景・ビジュアル=Vision。