小さな会社のランチェスター戦略 ⑦ナンバーワン戦略はお勧めしない
このビデオでは、小さな会社がランチェスター戦略を生かすときのお話をしていきます。
今回は、目指せナンバーワン、というお話です。
僕は、アラウンドファイブで一人型の企業を対象にお話をしています。
ですので、これを聞いてる、見ている方は、僕はもう５年ぐらいは何とか一人型でやってきたのだけれど、さあ次はどうしていくのだろうな、とか夢とかがちょっと分からなくなっている、なんていうパターンの場合にこのナンバーワンをどう考えるかということをお話していきたいと思います。
ナンバーワンというのは、ナンバー「ワン」というぐらいですから、ナンバーツー、スリー、フォーといます。
実はナンバーワンを目指すということは、その業界に２、３、４がいる、ということを暗黙に了解してしまっているということになる、ということに気付いていただければと思います。
ですので、ナンバーワンはとてもいいように見えるのですが、ナンバーワンを目指すということは、常に何かの業界とか、何かのグループとか、何かのコミュニティで、競争して１番になるということを考えている、ということになります。
つまり、戦って戦って１番になる。
ですので、これは考え方をパラダイム、全然逆にして、いわゆるオンリーワン。
こういう言葉はシンプルですからあまり使いたくないのですけれども、ナンバーワンという発想すら捨ててしまうということです。
自分しかこの世の中にいないというジャンルを作るということを、アラウンドファイブで一人型で、もう５年ぐらいやってきてどこに目指していくのだ、という人は、そういう風に考え方をチェンジすることをお勧めします。
そうすると、競争とか戦いとか戦略というのが本当に不要になっていって、あなたしかいなくなる、という風になります。
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