小さな会社のランチェスター戦略 ⑧法人も個人も関係ない
このビデオでは、小さな会社がランチェスター戦略を生かすときの考え方についてお話をしていきます。
今回は、法人企業、大企業、中小企業という、こういうお話をしていきます。
僕の定義は、法人企業には、本物の法人企業と、プチ法人、そしてそうではない個人事業という風にあります。
そして僕はこの個人事業主とプチ法人というのは、これは実質パーソナル企業なので、法人とは呼ばないという風に言っています。
そして、大企業型のいわゆる本物の法人、これが法人という風に呼ぶのですが。
こういう風に一応区分けをしているのですけれども、実はビジネスにおいて、法人向けビジネス、それから個人向けビジネスというのはない、という考え方も一理ある、ということを少しお話したいと思います。
これは法人向けなのか個人向けなのか、ということではなくて、購買には購買プロセスによって分かれるという考え方があるのだ、ということなのです。
個人でも、例えば家を買うとか車を買うという時というのは、購買期間が比較的長くならないでしょうか。
そして決裁権が、お父さんとお母さんとか、それからお金を出してくれるおばあちゃんとか、そういう決裁権者が増えませんでしょうか。
そうすると、これは法人の場合と似ていないでしょうか、ということなのです。
決裁権者が複数いて、そして購買の決済の決断まで時間がかかる。
これは法人ビジネスに往々にして多いことなのですが、法人でもその逆というのはあります。
購買の決済も、社長が一発で、ツルの一声で決めちゃう。
そして決断が出るまでに10秒、これは個人の消費の買い物と全く変わらないのです。
ですので、法人ビジネス、個人ビジネスというのは実はないのだという考え方も覚えてみてください。
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